ImgBurn

従来、動画をDVDで見れるように焼く場合、動画⇒VOB⇒ISO⇒書き込みという過程が必要だったのですが、
このImgBurnを使うと、動画⇒VOB化⇒書き込みと、いちいちISO化させる必要性が無くなったわけですね。
AVI,WMV,MPGなどの動画をVOB化させる方法については、avi動画をDVD形式に変換を参考に。

また、二層式メディアへの書き込みも可能な、「書き込みに特化したツール」です。



手順

◆ImgBurnのダウンロードとインストール
http://fileforum.betanews.com/detail/ImgBurn/1128426215/1
から、ImgBurnをダウンロードしましょう。

インストールも簡単なので割愛しますが、DVD Decrypterがインストールしてある場合、
ImgBurn is instended to replace DVD Decrypter for burning disc images…」とかいう警告が出ると思います。
これは、DVD DecrypterからImgBurnに書き込みの関連付けを変更します、というものです。
どちらを選んでも構いませんが、「はい」にしておくと良いかと思います。

日本語化パッチもありますので、入れておくと便利です。
http://www.nihongoka.com/jpatch_e-m.html#imgburn



◆書き込みモード
書き込みモードというのは、ISOファイルをDVDに書き込むモードです。
DVD Decrypterで吸い出したISOを焼くとき等に使ってください。


モード>書き込みにチェックが入っている状態が書き込みモードです。
あとは、虫眼鏡のついたフォルダをクリックし、書き込みたいファイルを参照すればOK。
まぁ、この程度の機能ならば、他のDVDツールにも備わっているのですが、特筆すべきは次の機能です。



◆構築モード
このモードは、ISO化する前のファイル、つまりVOBなどのファイルを、ISO化せずにDVDに書き込めるモードです。
今までは動画をVOB化して、それをISO化して、やっと書き込むという手法だったわけですが、これでISO化の必要がなくなります。
ImgTool Classicは不要になってしまったというわけですね。


モード>構築にチェックが入っている状態が書き込みモードです。
日本語化してない方は、Buildと表記されていると思います。
さて、今度もまた、虫眼鏡フォルダをクリックし、書き込みたいフォルダを選択。
選択したら、電卓ボタンをクリックして下さい。

クリックした時に、容量が片面一層(4.7GB)以上のファイルだと、Layer Breakというのが表示されます。
(キャプチャーするの忘れた・・・・・・)
もし表示されたら、LBAが緑、青、黄で、SLIPがNOになっているものを選びましょう。
表示されなければそれは問題ないので、気にせず次へいきましょう。

さて、次はオプション設定です。

ここで注意すべきなのは、イメージオプションのファイルシステムです。
デフォルトではISO9660 + UDFになっているハズですが、もしなっていなかったら、これにしてください。
他のを選択すると、うまく再生できない可能性があります。

最後にラベル設定。

ISO9660UDFに、ラベル(タイトル)をつけてください。
ここは半角英数で。日本語だと文字化けするかもしれません。

それが終わったら、書き込みです。
ドライブを選択したら、

をクリックし、ライティングしてください。




【追記】
図のディスクマークをクリックする事で、ISO化モードと構築モードを切り分ける事が出来ます。
うーん、ますますもってImgTool Classicは不要になってしまいました。





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